こがしぱんです。
前回は「フラグ管理(スクリプト)」をやってみました。
今回は「変数管理」をやっていきます!
前回に続き難しそう...。
今回の変数管理ですが、何とスクリプトを書かずに変数を扱うことができる!らしいです。
前回は「iscript」コンポーネントを使って、スクリプトに計算式を記述していきましたが、この手間が省けるってこと...!?
さっそく、やっていきます!
まず、変数について。
前回も少し触れていきましたが、チュートリアルに沿って改めて確認していきます。
変数とは、「何かを記憶しておく箱」
この「何か」というのは、例えば、
・プレイヤーに入力させた、主人公の名前
・キャラクターの好感度
・フラグ管理
などです。
言葉だけじゃイメージが難しいので、実践していきます!
今回は「ゆうこちゃん」の好感度を増減していきます。
まず、変数の名前を決めます。
チュートリアルに沿って「yuko_point」。
選択肢で好感度の増減があった時に「変数に入っている値」=「yuko_point」の値を
増減していきます。
次は「変数を定義する」です。
変数を使うためには、最初に変数を定義する必要があります。
メニューの「プロジェクト」から、
「変数管理」を選択。
変数管理画面が出てきました。
変数名にyuko_pointを入力。
追加ボタンをクリック
yuko_pointという変数が追加されました!
次は、初期値の値に10を入力。
この初期値というのは、変数=yuko_pointの中に初めから入っている値になります。
これで、変数の定義は完了です。
次は「変数を操作する」です。
選んだ選択肢によって、好感度が増えたり減ったりする操作です。
ギャルゲーでよく見る!
作成するのは、チュートリアルが用意している
「ねぇ、何か気づかない?」
という質問に対して、
「髪切った?」
「鼻毛伸びた?」
という選択肢から
「髪切った?」は好感度が上がり、
「鼻毛伸びた?」は好感度が下がる仕組みでやっていきます。
「鼻毛伸びた?」が目に見えて地雷選択肢過ぎる笑
プロジェクトの新規シナリオで作成していきます。
シナリオ名は「yuko_point」。
さっそく、入力してみました。(テキストはチュートリアルのものを使用)
保存して、プレビュー!
ゆうこちゃんが消えた!!
何でだろう、キャラの位置がずれてるのかな...?
とりあえず、以前作成した「scene1」と比較。
あ!背景コンポーネント間違えてました!
背景部分をやり直し。
保存、プレビュー!
ゆうこちゃんが無事に表示され、上手くいきました!
次に、それぞれの分岐先で、変数の値の増減を行う処理をします。
まずは、好感度を上げる処理から。
左エリアの「変数設定」コンポーネントをラベル「kami」の後ろに
ドラッグ&ドロップ。
「変数設定」コンポーネントを選択。
パラメーターエリアに↓のように入力し、反映ボタンをクリック。
これで、「髪切った?」を選択した時、yuko_pointの値10に+5されることになりますね!
好感度を下げる処理も同じ様にしていきます。
「変数設定」コンポーネントをラベル「hanage」の下にドラッグ&ドロップ。
今回は好感度を下げる処理なので、変数設定のパラメーターエリアは、
↓のように5を引き算します。
ただ、本当に値が変わっているか不安になる時ってありますよね!
そこで、iscriptを配置して変数の確認が可能です。
ラベル「common」の後ろに「iscript」をドラッグ&ドロップ。
「alert(f.yuko_point);」とスクリプトを記載。
保存、プレビュー!
「髪切った?」を選んだ時。
「鼻毛伸びた?」を選んだ時。
できてる!
ちゃんと変数が増減されましたー!嬉しい!!
これで、選択肢によって、好感度が変わるゲーム作成に挑戦できますね!
ということで、今回はここまで!!
今回は「変数管理」をやってみました。
最初は難しそうなイメージしかなかったのですが、
変数の値を調整してみて、選択肢によって実際に値が変わっているのを見ると
嬉しいものがありますね!
次回もゲーム制作やっていきます!