こがしぱんです。
前回は「UIカスタマイズ・機能ボタンの追加」をやってみました。
今回は「テキスト入力」です!
テキスト入力...?
シナリオを大量入力するってこと...!?
項目を見ただけでは、何をするのかよく分からなかったので、
さっそく中身を見ていきましょう!
今回のテキスト入力とは!
(以下、チュートリアル引用)
「ノベルゲームなどで、プレイヤーに主人公の名前を入力してもらったり
クイズの解答を入力してもらうといったものを見たことがありますよね。
ティラノビルダーはそのようなゲームにも対応しています。」
つまり、ポケモンみたいな、主人公の名前をプレイヤーに入力してもらうようなゲームが作れるみたいです!
それでは、実践!
まず、入力してもらった内容を格納する変数を定義します。
変数については、以前の記事でもガッツリ触れさせていただきました!
メニューのプロジェクトから「変数管理」をクリック。
変数名を「name」にして追加。
次に左エリアから「テキスト入力」コンポーネントを配置。
パラメーターエリアの「代入変数」に先ほど定義した変数名「name」を入力。
そして、領域選択ツールをクリックして、テキストを配置。
公式の解説によると、このテキストボックスで入力された値を格納する変数が
「name」になる、という設定です!
これで設定完了!...かと思いましたが、まだ、入力された値は変数に格納されていない状態です。
そこで、使用するのが「入力コミット」です!
入力コミットというコンポーネントを通過して初めて、変数「name」に値が格納されます!
それでは、テキスト入力の機能を組んでいきます!
テキスト入力の後ろに「画像ボタン」配置。
これは、画像を使ったボタンを配置が可能です。
パラメーターエリアでボタン画像を選択。
今回もびたちー素材館様からお借りしました。
入力待ちのために「停止」を配置。
次に「ラベル」を配置。
(公式と同じラベル名を設定)
そして、画像ボタンのパラメーターエリアのターゲットをこのラベルに指定。
「入力コミット」配置し、入力された値を変数に格納させる。
次に「改ページ」を配置。
この改ページは、テキストボックスのボタンを消すために必要になってきます。
次に「ティラノスクリプト」を配置。
(スクリプトはよく分かっていないので...、公式のものを引用)
これでテキスト入力の組み込み完了です!
保存して、プレビュー!
決定ボタンがすごく左上に!!
領域選択ツールで調整して、
再度、保存、プレビュー!
決定ボタンの位置は、ちょっとずれてますが...、
テキスト入力成功です!!
やったーー!
この調子で次もいってみましょう!
次は「入力内容によって分岐する」です!
入力された値は、変数のため「ジャンプ」の条件分岐で利用できます。
それでは、「もし名前を入力されていなかったら、再度入力を促す」ような仕組みを作ってみます!
「テキスト入力」の上に「ラベル(ラベル名:input_start)」と「テキスト」を追加。
「改ページ」の下に「ジャンプ①」「テキスト」「ジャンプ②」「ラベル」の順で、
コンポーネントを配置。(ジャンプが2つあるので①②の番号で振り分けてます。)
「ジャンプ①」のターゲットを「input_ok」。
実行条件を「A(name)とB(空白)が異なる場合」、つまり「A(name)がB(空白)ではない時にラベル(input_on)」にジャンプする」に設定。
次に「ジャンプ②」のターゲットを「input_start」。
これは、名前を入力せずに進んだ場合は、ラベル名「input_start」へジャンプ、
つまり、最初に配置したラベルへ戻るという設定。
これで「値を入力しないと、ゲームを進めることができない処理」の設定は完了です!
さっそく、保存、プレビュー!
空白のまま決定ボタンをクリック。
おおー!ちゃんと戻ってきてる!
成功しました!!パチパチ!
ということで、今回はここまで!!
今回は「テキスト入力」をやってみました。
変数がガッツリ絡んできましたが、以前よりも変数に対して苦手意識が少なくなった気がします。
少しだけ、慣れてきたのかもしれない...!
次回もゲーム制作やっていきます!